「伝えたいことがなかなか伝わらない・・・」
「伝えなくちゃいけないとわかっているけど、伝える勇気が出ない・・・」
話すことに自信がなく、こう思っている方は案外多いのではないでしょうか?
そんな方のために、話の伝え方が身につく本をお勧めします!
それは柿内尚文さんが執筆された『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』という本です。
この本をお勧めする理由は以下の3つです。
- 話が伝わらない原因がわかる
- 伝わる構造が理解できる
- 伝わるための法則が他のことにも応用できる
そこで今回は、上記の理由3つに触れていきたいと思います。
この本をお勧めする理由について
それでは、この本をお勧めする理由について触れていきたいと思います。
ポイント1: 話が伝わらない原因がわかる
この本を読んで気づいた「自分にとって一番の伝わらない原因」は次のことです。
『そもそも人間は話が伝わりにくい』
これまでの経験で、「きちんと丁寧に伝えたのに、なんで伝わらないんだろうなぁ」と思うことが数え切れないほどありました。
でも、自分がきちんと丁寧に伝えたという意識があっても、相手側の立場を考えて伝わりやすかったか、という視点が抜けていたんです。
『そもそも人間は話が伝わりにくい』ということを前提に、話を覚えてもらいやすくするための工夫が必要になんだということが理解できました。
ポイント2:伝わる構造が理解できる
『そもそも人間は話が伝わりにくい』ということを前提に、話を聞く相手側にとって伝わりやすくするための「伝わる構造」を意識する必要があります。
7つある「伝わる構造」の1番最初に書かれている基本中の基本である「ゴール設定」。
これ、意外とできていないかもなぁと思いました。
この場合、「ゴール」=「何のために伝えるのか」ということですね。
ゴール設定が間違っていたり、ゴールから外れた伝え方をしていたり・・・。
あるいは、ゴールを意識しないで、伝えてしまっていたり。
話を聞く相手にとっても、今伝えられている話のゴールが分からないと、聞く気にならないですよね(苦笑)
「伝わる構造」は他に6つありますが、まずは基本中の基本として「ゴール設定」を意識して伝えることが大事であることをこの本を読んでいて理解しました。
ポイント3:伝わるための法則が豊富
この本の流れとして、伝わりにくい原因がわかり、その原因を解消するための「伝わる構造」を理解した後は、「伝わる技術」の話になります。
「伝わる構造」を理解して意識すれば、相手にとって伝わりやすい土壌ができあがります。
その次は「より伝わりやすくするために技術的にどうするか」ということですね。
この本では、伝わる技術が16個も紹介されています。
すべて使える技術だと思いますが、個人的に特に使えるようになりたい技術は、「フリオチの法則」です。
お笑いでよく言われている「フリ」と「オチ」という言葉ですが、話の伝え方においては少し違います。
「フリ」によって相手の先入観を引き出し、「オチ」によってその先入観を裏切るような意外性や驚きのある結末を用意します。
この技術って、話を伝えること以外の分野にも応用できると感じています。
私は自営業をやっていますが、新しい仕事を獲得するために営業が必要な場面が出てきます。
フリとオチをうまく使うことで意外性や驚きをもたらすことで、自分のサービスに興味を持ち、ご契約いただくことにつなげるということですね。
まだ使いこなしているわけではないのですが、これを意識するだけでも、お客様の反応が変わってくるなぁと容易に想像ができます。
この本のメインの目的は「話をうまく伝えられるようになること」ですが、他に応用できることはないかな?という視点で読んでも、得られるものがあるように思います。
【まとめ】
今回、柿内尚文さんが執筆された『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』の本をお勧めする理由として、以下の3点にまとめて書かせていただきました。
- 話が伝わらない原因がわかる
- 伝わる構造が理解できる
- 伝わるための法則が他のことにも応用できる
このブログでは伝えきれないほど、役に立つ知識やノウハウが書かれてますので、ぜひ読んでみてください!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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