「がんばっているのに成果があがらない・・・」
「苦労して作った資料が認められない・・・」
プロジェクトを進めるうえで、こう思っている人は案外多いのではないでしょうか?
プロジェクトを成功に導き、周囲から認められたいという人におススメな本があります!
それは望月安迪さんの『戦略コンサルタントが大事にしている 目的ドリブンの思考法』という本です。
この本を読んで、私が参考になったと感じたポイントは以下の3つです。
- 目的を起点に考える
- 目的-目標-手段のピラミッド構造を理解する。
- 成果創出のストーリー構想はリーダーの役割である。
そこで今回は、上記のポイント3つに触れていきたいと思います。
成果の創出は目的ドリブンの思考法がポイント
それでは、参考になったと感じたポイントについて触れていきたいと思います。
ポイント1: 目的を起点に考える
「どんな仕事をしていますか?」
この質問には多くの人が普通に答えられると思います。
では「どんな目的で、その仕事をしていますか?」と聞かれると、意外に正確に答えられない人がいるのではないかと思います。
というか、自分が結構あてはまっているんじゃないかとドキッとしました。
ふと思い返すと、目的も深く考えずに仕事を進めてしまうことってよくあるよなぁと・・・
この本では仕事における「目的」の重要性が丁寧に書かれていて、求められる成果を出すためには「目的」を考えることが大事なんだということをお教えてくれます。
ポイント2:目的-目標-手段という構造を理解する
では、目的を決めれば、どんな仕事もこなせるのでしょうか。
簡単な仕事であれば、無意識のうちに、成果を得ることができるかもしれません。
しかし、難しい仕事もこなしていくためには、目的が高くなってしまうばっかりで、なかなかたどり着けなくなってしまいます。
それを防ぐために、目的に果たすためのいくつかの「目標」を立てて、その「目標」を達成するための「手段」を実行していく必要があることを、この本では教えてくれます。
ポイント3:成果創出のストーリーの構想はリーダーの役割である
上記の話で出てきた「目的-目標-手段」という構造。
これがうまくつながると、仕事で成果を得ることができるようになります。
そのうまくつながることを、この本では「成果創出のストーリー」と表しています。
そして、その成果創出のストーリーを作り上げ、他のメンバーを導く役割を負うのがリーダー ということになります。
リーダーというのは、やはり成果を出せるかどうかを分ける、重要な存在ですね。
リーダーがこの役割をきちんと意識して果たしていないと、会社・チームが成果を出すことができないことが、この本を読んでよく分かりました。
【まとめ】
今回、望月安迪さんが執筆された『戦略コンサルタントが大事にしている 目的ドリブンの思考法』の本を読んで参考になったポイントとして、次の3点を書かせていただきました。
- 目的を起点に考える
- 目的-目標-手段のピラミッド構造を理解する。
- 成果創出のストーリー構想はリーダーの役割である。
ただ、著者が語る目的ドリブンの本質はもっと深く、仕事の成果をより確実に得るためには、目的・目標・手段の構造をさらに効果的に作り上げる方法を知る必要があります。
今回ご紹介した本には、その方法が具体例を交えてわかりやすく記載されていますので、ぜひ読んでみてください!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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